家づくりで間取りを考えるとき、キッチンやリビングを重視する方は多いと思います。
でも実際に住んでみて、「もっとも暮らしが変わった」と感じたのは洗濯動線でした。
以前の社宅では、洗濯物を干して、畳んで、各部屋へ運んで収納するまで毎日たくさんの移動が必要でした。
新居では、ランドリールームからファミリークローゼットまですぐの間取りにしたことで、洗濯にかかる手間が大幅に減りました。
今回は、実際に住んで感じたメリットや、少しだけ「こうすればもっと良かった」と思う点も含めて紹介します。
① ランドリールームを採用した理由
② 社宅と新居の洗濯動線の違い
③ 洗濯がラクになった間取りと収納の工夫
④ 住んでわかった良かった点と後悔した点
ランドリールームを採用した理由
以前住んでいた社宅には、リビング横にサンルームがありました。
室内干しができたので、天気を気にせず洗濯できる生活はとても快適でした。
その頃、次男はまだ生後5か月。
赤ちゃんを家に寝かせたまま外へ洗濯物を干しに行くことや、おんぶしながら外干しをすることに不安を感じていました。
また、
- 花粉
- PM2.5
- 虫
- 秋のカメムシ
- 湿度が高い日の生乾き臭
など、外干しならではの悩みも多く、「新しい家でも室内干しができる間取りにしたい」という思いが強くありました。
さらに、次男が成長して私も仕事を始めると、「とにかく家事を少しでもラクにしたい」という気持ちが大きくなり、ランドリールームを採用しました。

📷 ランドリールーム全体の写真
以前の社宅は洗濯のたびに家中を歩いていました
社宅での洗濯動線は、毎日かなりの移動が必要でした。

社宅時代(築20年・2LDK)の洗濯動線
洗濯機のある洗面所からリビング横のサンルームへ洗濯物を運び、乾いた後は家族ごとに仕分けて1階・2階へ収納していました。
①洗う
↓
②サンルームへ運ぶ
↓
③干す
↓
④取り込む
↓
⑤畳む仕分け
↓
⑥1階収納
↓
⑦2階収納(長男部屋)
↓
⑧2階収納(夫婦クローゼット)
洗濯が終わっても、
- 干す
- 取り込む
- 畳む
- 家族ごとに仕分ける
- 1階と2階へ運ぶ
- タンスやクローゼットへ収納する
という作業が続きます。
冬はリビング以外がとても寒く、洗濯物を持って2階へ行ったり来たりするだけでも負担でした。
毎日繰り返す家事だからこそ、この積み重ねが思っていた以上に大きかったと感じています。
新居は「掛けるだけ」で洗濯が終わるようになりました
新居では、ランドリールームのすぐ近くにファミリークローゼットを配置しました。ランドリールームを出て右へ曲がるとFCLがあり、乾いた服をハンガーのまま数歩で移動できます。

🏡 現在の洗濯動線
今は、
- 脱ぐ
- 洗う
- 乾かす
- 下着やパジャマはランドリールーム内の収納へ
- その他はハンガーのままファミリークローゼットへ掛ける
これだけです。
以前は当たり前だった
- 洗濯物を取り込む
- 畳む
- 各部屋へ運ぶ
- 引き出しを開けて収納する
という作業がほとんどなくなりました。
「掛けるだけ」で終わるようになり、毎日の家事が本当にラクになりました。

なぎ
「畳んで各部屋へ運ぶ」がほとんどなくなっただけで、毎日の洗濯が本当にラクになりました。

📷 ランドリールーム

📷 ファミリークローゼット
FCLの広さは約2畳です。
棚を2段にしたことで子どもも自分で身支度できるようになった
ハンガーパイプを2段に変更してよかった
当初の提案では、正面のハンガーパイプは1段だけでした。
しかし、棚を追加して2段に変更してもらいました。

下段は次男専用。
引っ越した当時は身長約105cmでしたが、自分で洋服を選んで取れる高さになっています。
毎朝クローゼットへ行き、「今日はこれ!」と自分で服を選ぶ姿を見ると、この変更をして本当に良かったと思います。
一方、ワンピースやロングパンツなど丈の長い衣類は左右のハンガーパイプへ。
Tシャツなど丈の短い服は正面の2段収納へ。
家族全員が使いやすい収納になりました。

📷 ファミリークローゼット写真

なぎ
図面の段階でハンガーパイプを2段に変更してもらいました。実際に暮らしてみると、子どもが自分で服を選べる高さになり、この変更は本当にやってよかったと感じています。
唯一の後悔は「もう少し広くすればよかった」こと
便利になったファミリークローゼットですが、一つだけ思うことがあります。
それは、もう少し広くしても良かったということです。

FCLの広さ 約2畳分
図面では十分に感じていましたが、実際に家族4人分の洋服を収納すると想像以上にいっぱいになります。
理想は一年中すべてハンガー収納でした。
しかし実際は、
- ニット
- セーター
- 冬物
などは衣装ケースへ収納し、主寝室の収納へ移動しています。
そのため多少の衣替えは必要です。
まとめ|ランドリールームとFCLを近くにして洗濯がラクになった
社宅で暮らしていた頃は、洗濯物を干して、取り込んで、畳んで、家族それぞれの収納場所まで運ぶのが毎日の当たり前でした。
一条工務店で家を建てるときに、ランドリールームのすぐ近くにファミリークローゼットを配置したことで、この洗濯動線は大きく変わりました。
乾いた服はランドリールームから数歩移動して、ハンガーのままFCLへ。
「畳む」「家族それぞれの部屋まで運ぶ」という作業が減っただけでも、毎日の洗濯はかなりラクになったと感じています。
また、FCLのハンガーパイプを2段に変更したことで、子どもが自分で服を選んだり、取り出したりしやすくなったのも、実際に暮らしてみて良かったポイントでした。
一方で、家族4人分の衣類を収納してみると、FCLはもう少し広くしてもよかったとも感じています。冬物など一部の衣類は主寝室にも収納しているため、完全に衣替えが不要になったわけではありません。
それでもわが家にとって、
「洗う・乾かす場所」と「しまう場所」を近づけたことは、採用して良かった間取りのひとつです。
これからランドリールームやファミリークローゼットを計画する方は、それぞれの広さだけでなく、
「洗濯物を干したあと、どこを通って、どう収納するか」
までイメージして間取りを考えてみると、実際に暮らし始めてからの家事がぐっとラクになると思います。
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