一条工務店といえば、全館床暖房が気になっている方も多いのではないでしょうか。
「家中どこでも暖かいって本当?」「実際どれくらい快適なの?」「電気代は高い?」など、気になることはたくさんありますよね。

わが家は、寒い社宅暮らしから一条工務店グランスマートへ住み替えました。
以前の社宅では、リビングを一歩出ると廊下やトイレ、脱衣所がとにかく寒く、冬の暮らしはかなり大変でした。

そんな暮らしから変わって、実際に一条工務店の床暖房を体験してみると、快適さは想像以上でした。
ただし、もちろん良いことばかりではなく、電気代や使い方に関して気になる点もあります。

この記事では、寒い社宅暮らしを経験したわが家が、一条工務店の床暖房に実際に住んで感じたメリット・デメリットを正直にまとめます。

この記事ではこんなことを紹介します

① 一条工務店の床暖房を選んだ理由
② 住んで感じた7つのメリット
③ 気になった3つのデメリット
④ 床暖房が向いている人

▶わが家が一条工務店グランスマートで家を建てた理由は、こちらの記事で詳しく書いています。


一条工務店の床暖房が気になっていた理由

わが家が一条工務店の床暖房に惹かれた一番の理由は、以前住んでいた社宅が本当に寒かったからです。

社宅では、暖かいのはリビングだけ。
そこから一歩出ると、廊下・トイレ・脱衣所・お風呂場は別世界のような寒さでした。

特に冬の朝やお風呂の時間はつらくて、暖かいリビングから寒い廊下へ出るだけでも気が重くなるほど。
小さい子どもがいると、脱衣所での着替えやお風呂上がりのケアも寒さとの戦いで、毎日かなりのストレスでした。

「家の中のどこにいても暖かい家に住みたい」
そう思ったときに魅力を感じたのが、一条工務店の全館床暖房でした。


実際に住んで感じた、一条工務店の床暖房のメリット

1. 家中どこにいても温度差が少なく、とにかく快適

一番大きいのは、家の中の温度差がかなり少ないことです。

社宅時代は、リビングを出た瞬間に「寒っ」と身構えるような暮らしでした。
廊下、トイレ、脱衣所、お風呂場は極寒で、暖かい部屋から移動するだけでかなりのストレスでした。

一方、一条工務店の床暖房は、リビングだけでなく、廊下・洗面所・脱衣所・トイレまでじんわり暖かいのが本当に快適です。
暖かい部屋から寒い場所へ移動するストレスがほとんどなくなり、冬の暮らしやすさが大きく変わりました。


2. ヒートショックの不安が減り、体への負担も少ないと感じる

社宅時代に特に気になっていたのが、家の中の急激な温度差による体への負担でした。

一条工務店の住まいの設備を体験できる施設で、暖かい部屋から寒い廊下へ移動したときに血圧がどれくらい変化するかを体験したことがあります。
当時まだ30代後半でしたが、想像以上に数値が変化して驚き、「寒い家で暮らすことは、毎日少しずつ体に負担をかけているんだな」と実感しました。

もちろん、床暖房があれば絶対に安心というわけではありません。
でも、家の中の温度差が少ないことは、ヒートショックの不安を減らすうえでも大きな安心感があります。


3. 寒い部屋に行くのが億劫じゃなくなり、家事や片付けがしやすい

社宅時代は、寒い部屋で長く過ごすのが本当に嫌でした。
寒い部屋の整理整頓や片付けは後回しにしがちで、「あとで暖かい時間にやろう」と思ってそのままになることも多かったです。

でも今は、家の中のどこへ行っても寒くないので、部屋の片付けやちょっとした作業を気にせずできるようになりました。
暖かいリビングから出るハードルが下がっただけでも、日々の家事のしやすさはかなり変わったと感じています。

▶家事動線についてはこちらで詳しく紹介しています。

ランドリールームからファミリークローゼットまでの詳しい動線はこちら


4. 赤ちゃんや小さい子ども、ペットがいる家庭と相性がいい

床暖房は、子どもやペットがいる家庭とかなり相性がいいと感じています。

わが家では、社宅時代にワンオペで赤ちゃんをお風呂に入れるときが本当に大変でした。
お風呂上がりは、寒い脱衣所で自分のことは後回しにして、まず赤ちゃんに保湿クリームを塗って着替えさせて、暖かい部屋へ急いで移動させる…という流れでした。

今は脱衣所自体が寒くないので、そのバタバタした時間の負担がかなり減りました。
お風呂上がりに慌てて暖かい部屋へ移動しなくてもよくなっただけで、気持ちが全然違います。

また、床暖房ならストーブやヒーターのようなむき出しの暖房器具が不要なので、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭でも安心です。

わが家では、暖房器具を置かずに家全体を暖められることも、ペットと暮らすうえで安心感につながっています。


5. 玄関土間まで暖かく、濡れた靴やブーツが乾きやすい

これは住んでみて地味に感動したポイントです。

一条工務店の床暖房は、玄関土間から和室の畳、キッチン、脱衣所、トイレまで広く入っています。
そのおかげで、雨や雪で濡れた靴やブーツを玄関に置いておくだけで、翌朝にはカラカラに乾いていることがあります。

社宅時代は、真冬に冷えきった革靴を履くときのあの「ヒヤッ」とした感じが本当に苦手でした。
でも今は、靴が冷たくて不快ということがほとんどありません。
雪国の冬には、この快適さはかなり大きいと思います。

なぎ

雪で濡れた靴やブーツが翌朝には乾いているのは、住んでから気づいた嬉しいポイントでした。


6. 起床時や入浴時の寒さストレスが激減した

床暖房にしてから、朝のストレスもかなり減りました。

社宅時代は、朝起きたらまず「寒い、寒い」と言いながら急いでストーブをつけるところからスタート。
暖かくなるまでの時間もつらくて、冬の朝は本当に億劫でした。

今は、起きた瞬間から家の中がある程度暖かいので、朝の負担が全然違います。
また、お風呂上がりに脱衣所が寒くないことも大きなメリットでした。

特に、赤ちゃんや小さい子どもをお風呂に入れるときは、脱衣所が暖かいだけでかなりラクになります。
寒さを気にしながら急いで着替えさせたり、暖かい部屋に移動したりする負担が減るのは、本当にありがたいです。


7. 暖房器具が不要で、安全面も見た目もすっきりする

床暖房の良さは、暖かさだけではありません。
ストーブやヒーターを置かなくていいことも、大きなメリットだと思っています。

小さい子どもやペットがいると、ストーブやヒーターのやけどリスクはやはり気になります。
セーフティーガードをつけても、それを乗り越えたり触ってしまったりしないか気を張る場面もありますよね。

その点、床暖房なら火が見える暖房器具がないので、かなり安心です。
各部屋ごとに暖房器具を置く必要もないので、部屋がすっきり見えるのも気に入っています。


一条工務店の床暖房で気になったこと・デメリット

リロ

そんなに快適なら、床暖房にデメリットはないの?

ここまでかなり褒めてきましたが、もちろん気になる点もあります。
住んでみて感じたデメリットや注意点も正直に書いておきます。


1. 真冬の電気代は安いとは言えない

やはり一番気になるのは、冬の電気代です。

床暖房は快適ですが、真冬の電気代は決して安いとは言えません。
わが家も1月・2月はかなり高くなりました。

ただ、個人的には、社宅時代の「電気代も灯油代もかかるのに寒い暮らし」とは意味が違うと感じています。
今は、光熱費がかかっても、そのぶん家中どこでも暖かく快適に過ごせているからです。

▶実際の冬の電気代や、社宅時代との比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。


2. すぐ暖まる暖房ではなく、立ち上がりに時間がかかる

床暖房は、ストーブやエアコンのように「スイッチを入れたら数分で一気に暖かくなる」暖房ではありません。
じんわりゆっくり家全体を暖めていくタイプです。

そのため、寒くなってから慌てて床暖房を入れても、すぐに快適になるわけではありません。
即暖性を求める方には、最初は少しイメージと違うかもしれません。


3. 床暖房のON/OFF時期には少しコツがいる

わが家は、床暖房を10月中旬頃にONしました。
一条工務店の営業さんからも、「本格的に寒くなってからではなく、まだ太陽光発電が見込める10月のうちに少ない電力で立ち上げておくのがおすすめ」と教えてもらいました。

わが家ではこの案内を参考に、10月中旬頃から床暖房を使い始めました。

逆にOFFしたのは4月10日頃でした。
わが家の地域は4月上旬まで雪が降ることもあるので、その頃までは床暖房が活躍していました。

地域によって最適な時期は違うと思いますが、床暖房は「寒くなったらその日にすぐ使う暖房」ではなく、シーズン全体でゆるやかに使う暖房という感覚に近いと感じています。


一条工務店の床暖房はこんな人に向いていると思う

実際に住んでみて、一条工務店の床暖房はこんな方に向いていると感じました。

  • 冬の寒さが厳しい地域に住んでいる
  • 廊下・トイレ・脱衣所の寒さがつらい
  • 小さい子どもや赤ちゃんがいる
  • 犬や猫などのペットがいる
  • ワンオペ育児中で、お風呂や着替えの負担を減らしたい
  • ストーブやヒーターを置かずに、安全でスッキリした暮らしがしたい
  • 光熱費だけでなく、冬の快適さや安心感も重視したい

逆に、真冬の光熱費をとにかく最優先で抑えたい方や、必要なときだけすぐ暖まる暖房が好みの方には、少しイメージと違う可能性はあるかもしれません。


まとめ|電気代はかかるけれど、寒い地域では満足度の高い設備だった

一条工務店の床暖房に実際に住んでみて、わが家ではかなり満足度の高い設備だと感じています。

真冬の電気代は決して安くありませんし、スイッチを入れてすぐ暖まる暖房ではありません。床暖房を使い始める時期にも、少し慣れが必要でした。

それでも、寒い社宅で暮らしていた頃と比べると、冬の暮らしは大きく変わりました。

リビングだけでなく、廊下・トイレ・脱衣所・玄関まで寒さを感じにくく、朝起きたときやお風呂上がりに「寒い場所へ行かなければならない」というストレスもかなり減りました。

特にわが家のような寒い地域では、暖房費だけでなく「家全体をどれくらい快適に使えるか」まで含めて考えることが大切だったと感じています。

一方で、床暖房を検討するときにやはり気になるのが冬の電気代です。

わが家の実際の請求額や、以前住んでいた社宅の電気代・灯油代との比較は、別の記事で詳しく公開しています。

▶一条工務店の冬の電気代はいくら?豪雪地帯で暮らす我が家のリアルな請求額と売電収入を公開