一条工務店のような高気密高断熱の家に住むと、冬の電気代は実際どうなるのか。
寒い地域で家づくりを考えていると、かなり気になるポイントだと思います。
わが家は以前、東北の豪雪地帯にある築20年ほどの社宅で暮らしていました。
冬は電気代に加えて灯油代もかかり、それでも家の中は寒い。
「高い光熱費を払っているのに快適じゃない」というのが、社宅時代の正直な感想でした。
2025年4月に一条工務店グランスマートへ入居してから、冬の暮らしは大きく変わりました。
ただ、真冬の電気代だけを見ると、正直「安い」とは言えない月もあります。
この記事では、社宅時代の電気代・灯油代と、一条工務店グランスマートに住んでからの電気代・売電額を比較しながら、冬の光熱費は実際どう変わったのか、そして暮らしやすさはどう変わったのかをまとめます。
「実際に住んで感じた満足ポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。」


わが家の前提条件
まず、わが家の条件です。
- 2025年4月に一条工務店グランスマートへ新築入居
- 東北の豪雪地帯在住
- 4人家族(大人2人・子ども2人)
- 入居時の子どもは小学生と幼児、現在は中学生と幼児
- 太陽光あり
- 蓄電池1台あり
- 売電単価:税込15円/kWh
- 2025年10月半ばから床暖房ON
- 2025年6月半ば〜8月まで24時間エアコン冷房
- 2026年4月からエコキュートの沸き上げ時間を昼間に変更
そのため、単純に「電気代だけ」で見るより、家族構成や売電額、太陽光の発電状況も含めて見ていただけると、わが家の実態に近いと思います。
社宅時代は、電気代も灯油代も負担が大きかった
社宅時代は、豪雪地帯の築20年ほどの2LDK2階建て一軒家に住んでいました。
古い建物で気密性が低く、冬はすきま風や床の冷たさがつらかったです。
暖房は灯油FFストーブ、給湯も灯油。
冬は電気代に加えて、灯油代も大きな負担でした。
わが家は子どもがいる4人家族なので、冬場は暖房だけでなく、お風呂や洗濯などでお湯を使う機会も多く、光熱費の負担をより強く感じていました。
社宅時代の電気代
| 月 | 電気代 | 使用量 |
|---|---|---|
| 2024年6月 | 9,908円 | 297kWh |
| 2024年7月 | 13,840円 | 391kWh |
| 2024年8月 | 15,126円 | 428kWh |
| 2024年9月 | 14,423円 | 459kWh |
| 2024年10月 | 11,305円 | 362kWh |
| 2024年11月 | 10,812円 | 332kWh |
| 2024年12月 | 11,530円 | 331kWh |
| 2025年1月 | 13,288円 | 381kWh |
| 2025年2月 | 10,426円 | 345kWh |
| 2025年3月 | 9,164円 | 304kWh |
| 2025年4月 | 10,082円 | 300kWh |
電気代だけでも、月1万円前後〜1万5千円ほどかかっていました。
さらに冬はここに灯油代が重なります。

社宅時代の灯油代
| 月 | 灯油代 |
|---|---|
| 2023年11月 | 6,274円 |
| 2023年12月 | 7,031円 |
| 2024年1月 | 18,024円 |
| 2024年2月 | 12,532円 |
| 2024年3月 | 15,708円 |
| 2024年4月 | 24,971円 |
| 2024年11月 | 6,752円 |
| 2024年12月 | 6,168円 |
| 2025年1月 | 9,986円 |
| 2025年2月 | 27,411円 |
| 2025年3月 | 16,595円 |
| 2025年4月 | 30,012円 |
灯油代は、燃料屋さんがタンクに給油したタイミングで請求されるため、毎月同じように発生するわけではありません。
そのため、新居の電気代と単純に1か月ごとで比較するのは少し難しいです。
ただ、社宅時代のしんどさは、電気代が高めなうえに、冬は灯油代も重なることでした。
そして何より、光熱費をかけても家の中が十分に暖かくならないことがつらかったです。
リビング以外は冷えやすく、冬は厚手のルームソックスが欠かせませんでした。


新居の冬の電気代はどうだった?
一条工務店グランスマートに入居してから、2025年10月半ばに床暖房を入れました。
床暖房ON後の電気代は以下の通りです。
| 月 | 状況 | 電気代 | 使用量 | 売電額 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10月 | 床暖房ON | 7,761円 | 146kWh | 14,520円 |
| 2025年11月 | 初雪 | 12,757円 | 328kWh | 6,135円 |
| 2025年12月 | 氷点下が増える | 20,504円 | 603kWh | 1,515円 |
| 2026年1月 | 大雪・発電ほぼなし | 35,501円 | 1,164kWh | 465円 |
| 2026年2月 | 真冬 | 31,427円 | 1,193kWh | 450円 |
| 2026年3月 | 冬の終わり | 15,401円 | 513kWh | 6,780円 |
| 2026年4月 | 床暖房OFF | 11,688円 | 297kWh | 13,095円 |
1月と2月は、正直かなり高いです。
特に1月は大雪で太陽光パネルも雪に覆われ、発電はほぼ期待できませんでした。
売電額も1月は465円、2月は450円。
冬の間、太陽光が家計を大きく助けてくれるという感じではありませんでした。

真冬の電気代は高い。でも社宅時代とは負担の中身が違った
新居の1月・2月の電気代だけを見ると、決して安いとは言えません。
ただ、社宅時代とは「高い」の意味が違うと感じています。
社宅時代は、電気代に加えて灯油代もかかっていました。
それなのに、家の中は寒い。
リビング以外は冷えやすく、床も冷たく、冬は分厚いルームソックスが必須でした。
一方で、新居では床暖房のおかげで家全体が暖かく、朝起きたときの寒さや、部屋ごとの温度差のストレスがかなり減りました。
子どもが家の中で過ごしやすくなったのも大きな変化です。
社宅時代は、寒い時期に床で遊んだり、部屋を移動したりするたびに寒さが気になっていましたが、新居ではそうしたストレスがかなり減りました。
社宅時代も新居も、冬の光熱費が「安い」とは正直言えません。
でも、社宅時代は寒さを我慢しながら払っていたお金で、新居では快適に暮らすために払っているお金、という感覚があります。
この差はかなり大きいです。

太陽光は冬より春〜初夏に効果を感じた
太陽光については、寒冷地では冬に過度な期待はしない方がいいと感じました。
雪が積もると、太陽光パネルが覆われてしまいます。
2026年1月と2月は、売電額がほぼありませんでした。
一方で、春〜初夏はかなり売電額が伸びました。
- 2026年4月:13,095円
- 2026年5月:20,085円
- 2026年6月:16,650円
特に2026年5月は、過去最高の売電額でした。
太陽光は、真冬に電気代を大きく下げるというより、年間トータルで家計を助けてくれる設備という印象です。
エコキュートの沸き上げ時間を変更して、春以降の電気代が下がった
2026年4月から、エコキュートの沸き上げ時間を夜間ではなく、昼間に変更しました。
太陽光発電が使える時間帯に合わせるためです。
その後の電気代は、
- 2026年5月:5,945円
- 2026年6月:5,147円
まで下がりました。

2026年6月の内訳に関しては、
- 電気料金基本料:4,356円
- 平日昼間電力料金:110円
- 夜間・休日電力料金:806円
- その他再エネ発電促進賦課金
でした。
今年の梅雨は例年ほど苦しい湿度や気温の日が少なく過ごしやすかったですが、
少しづつ暑くなってきて去年ほどではないですがエアコン稼働する日も増えてきた季節です。
もちろん、床暖房をOFFにしたことや、季節的に電気使用量が減ったことも大きいと思います。
なので、エコキュートの設定変更だけで下がったとは言い切れません。
ただ、太陽光がある家では、沸き上げ時間を見直すことも節約につながると感じました。

光熱費以上に変わったのは、冬の暮らしやすさ
今回、数字で比較してみると、新居の真冬の電気代は高い月もありました。
でも、暮らしの快適さは社宅時代とは比べものになりません。
特に変わったと感じるのは、
- 朝起きたときの寒さがつらくない
- 家の中で厚着しすぎなくていい
- 床の冷たさを気にしなくていい
- 子どもが家の中で過ごしやすい
- 部屋ごとの温度差が少ない
- 冬のストレスがかなり減った
という点です。
社宅時代は、光熱費を払っても寒さに振り回されていました。
新居では、真冬に電気代が高い月はあっても、家の中で安心して過ごせるようになりました。

まとめ:電気代だけでなく「その金額で得られる快適さ」も大事
一条工務店グランスマートの冬の電気代は、正直に言うと安い月ばかりではありません。
特に大雪で太陽光がほぼ発電しなかった1月・2月は、電気代が3万円を超えました。
ただ、社宅時代は電気代に加えて灯油代もかかり、それでも寒さを我慢する暮らしでした。
比較して感じたのは、光熱費は金額だけで見るのではなく、その金額でどれだけ快適に暮らせるかも大事だということです。
寒い社宅暮らしから一条工務店グランスマートに住み替えて、冬の光熱費が劇的にゼロに近づいたわけではありません。
でも、冬の暮らしやすさは大きく変わりました。
寒い家での暮らしに悩んでいる方や、一条工務店の冬の電気代が気になっている方の参考になればうれしいです。
| 比較項目 | 社宅時代 | 新居(一条工務店グランスマート) |
|---|---|---|
| 暖房 | 灯油FFストーブ | 床暖房 |
| 光熱費の中心 | 電気代+灯油代 | 電気代 |
| 真冬の負担感 | 高い+寒い | 高い月はあるが暖かい |
| 太陽光・売電 | なし | あり |
| 暮らしやすさ | 寒さのストレスが大きい | 家全体が暖かく快適 |

わが家は一条工務店で満足しています
ただし、住宅会社によって
・断熱性能
・光熱費
・標準仕様
はかなり違います。
家づくりを始めるなら、一条工務店だけでなく複数社を比較してから決めると後悔しにくいと思います。

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