家づくりでは、
「和室は本当に必要?」
「リビングを広くした方が後悔しない?」
「畳コーナーと独立和室、どちらがいいの?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
我が家も最後まで迷いました。
書斎を作るか、リビングを広くするか、それとも和室を設けるか…。
たくさん悩んだ末に採用したのが、4.5畳のリビング続きの大壁和室です。
入居から約1年半が経った今、振り返ると「和室を採用して本当に良かった」と心から感じています。
子どもの昼寝や遊び場としてはもちろん、来客用の寝室、感染症の隔離部屋、将来の仏壇スペースなど、暮らしの変化にも柔軟に対応してくれる、とても便利な空間になりました。
今回は、実際に住んだからこそ分かったメリット・デメリットを写真とともにご紹介します。
① リビング横に4.5畳和室をつくった理由
② 子育て・来客・隔離部屋など実際の使い方
③ 4.5畳でも十分だった理由と採用してよかった設備
④ 住んでわかったメリット・後悔ポイント
家づくりでは「何を優先するか」が本当に重要でした。
我が家が実際に住んで感じた満足ポイントは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
▶「一条工務店グランスマートで建ててよかったこと7選」
我が家の4.5畳和室をご紹介


① なぜ畳コーナーではなく独立和室を選んだのか
家づくり中、一条工務店の営業さんと一緒に入居宅訪問へ行き、リビングの一角に畳コーナーを設けたお宅を見学しました。
他メーカーでも同じような間取りを見ましたが、私にはどうしても
「壁と引き戸のある和室」
の方が魅力的に感じました。
もし畳に座るスペースが欲しいだけなら、リビングにラグを敷けば十分です。
しかし、
- 戸を閉めて個室になる
- 普段は開け放ってリビングと一体化できる
- 子どもの様子を見守りながら家事ができる
この使い方は独立和室だからこそ実現できると思いました。
| 比較項目 | 畳コーナー | 独立和室 |
|---|---|---|
| 子どもの昼寝 | ○ | ◎ |
| 来客が泊まる | △ | ◎ |
| 個室として使える | × | ◎ |
| リビングとの一体感 | ◎ | ○(引き戸を開ければ一体化) |
| 将来仏壇を置く | △ | ◎ |
今では、この選択で本当に良かったと感じています。
我が家は玄関収納やランドリールームなども、暮らし方を重視して間取りを決めました。
② 子育て世代に和室は想像以上に便利だった
子どもがまだ小さかった我が家では、和室は毎日のように活躍しています。
休日のお昼寝スペースとして使うことが多く、寝室へ寝かせるよりも、リビング横の和室なら家事をしながら様子を見ることができます。
さらに、おもちゃ部屋としても大活躍。
プラレールやベイブレード、トランポリンなど、大きく広げて遊ぶおもちゃは和室に置いています。
特にプラレールは、一生懸命作ったコースをすぐ片付けるのはかわいそう。
そこで我が家では、
「和室で作ったコースは3日間はそのまま」
というルールにしています。
リビングなら毎日片付けが必要ですが、和室ならそのまま残しておけるので、子どもも何日も楽しそうに遊んでいます。

子どものおもちゃ収納は玄関収納やファミリークローゼットとも役割分担しています。
③ 感染症の隔離部屋として本当に助かった
実際に住み始めてから、一番「作って良かった」と思ったのは、感染症にかかった時でした。
子どもたちは学校や保育園で、毎年インフルエンザや新型コロナなどをもらってくることがあります。
長男は自室があるので問題ありませんが、私・夫・次男は普段3人で主寝室を使っています。
そのため誰かが感染すると、隔離する部屋が必要になります。
そんな時、リビング横和室が大活躍しました。
引き戸を閉めれば完全な個室になるため、家族と生活空間を分けながらゆっくり休むことができます。
実際に私自身も、新築後だけでコロナとインフルエンザで2回、この和室で隔離生活を送りました。
この部屋がなかったら本当に困っていたと思います。

なぎ
家を建てるときは隔離部屋として使うことまで考えていませんでした。実際に暮らしてから「和室を作っておいて本当によかった」と強く感じた出来事です。
家中の温度差が少ないため、冬場でも和室で快適に休めました。
▶一条工務店の全館床暖房についてはこちらで詳しく紹介しています
④ 将来の仏壇スペースも考えて計画
我が家はいずれ仏壇を引き継ぐ予定があるため、その置き場所についても悩みました。
営業担当の方へ相談したところ、
「将来より、まずは今の暮らしを優先して考えましょう。」
という言葉をいただきました。
将来仏壇を置くタイミングで収納を撤去し、リフォームする方も多いそうです。
我が家は五月人形も飾りたかったため、床の間スペースとして設け、将来はそこへ仏壇を置く予定です。


⑤ 吊押入れと間接照明がお気に入り
我が家で特に気に入っているのが、6尺サイズの吊押入れです。
カラーはヒノキ。
畳はワカクサ。
床の間部分は白い石目調フローリングを選びました。

吊押入れの下には間接照明が入っていて、夜になるととても優しい雰囲気になります。
照明は3段階で調光できるため、夜は常夜灯代わりにもなります。
実は照明のほとんどは自分たちで用意しましたが、和室照明だけは一条工務店へお願いしました。
照明については、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。


⑥ 吊引き戸は掃除が本当にラク
和室は3枚吊引き戸を採用しました。
和室側はヒノキ。
リビング側はフローリングに合わせてビターウォールナットです。
吊引き戸の一番のメリットは、
床にレールがないこと。
ホコリが溜まりにくく掃除しやすいだけでなく、ロボット掃除機も引っ掛からずに自由に行き来できます。
我が家ではランドリールーム、トイレなどもすべて吊引き戸にしました。
デメリットとしては、上から吊っているため強い衝撃には注意が必要です。
子どもには戸へ体当たりしないよう伝えていますが、入居から約1年半、一度も外れたことはありません。


我が家は和室だけでなく、ランドリーやトイレも吊引き戸を採用しています。
⑦ プリーツスクリーンはDIYで節約
プリーツスクリーンは自分たちで購入し、取り付けもDIYで行いました。
カーテンレールの取り付けは別業者へ依頼すると、1か所約1万円。
節約のため、我が家は家中すべて自分たちで取り付けています。


▶実際にオーダーしたプリーツスクリーン商品はこちら

⑧ 4.5畳で十分だった理由

リロ
4.5畳だと、ちょっと狭くないの?
最初は6畳和室を希望していました。

しかし営業担当の方から、
「普段の使い方なら4.5畳でも十分ですよ。」
とアドバイスをいただきました。
実際に暮らしてみると、本当にその通りでした。
限られた坪数・予算の中では、
広ければ良いというものではありません。
何を優先するか。
どこを削るか。
家族の暮らし方に合わせて考えることが、一番大切だと感じています。
⑨ 唯一の後悔ポイント
唯一困っていることがあります。
吊押入れの下が素敵すぎて…
「掃除が終わるまでちょっと置こう」
「また明日使うからここでいいか」
と、物の仮置きスペースになってしまうことです(笑)
プラレールのレールや収納ケースも、つい置きっぱなしになりがち。
雰囲気が良い場所だからこそ、油断すると物置化しやすいのが我が家の反省点です。
▶その他の後悔ポイントはこちらの記事で詳しく紹介しています
▶サッシ・窓についての後悔改善ポイント記事はこちら
⑩ リロも子どもたちも和室が大好き
我が家には10歳になるイタリアングレーハウンドのリロがいます。
リロも和室がお気に入り。
日当たりが良いため、気が付くと畳の上で日向ぼっこをしています。
子どもたちも遊んだり、寝転んだり、本を読んだり…。
家族みんなが自然と集まる、憩いの場所になりました。


⑪ 外干し動線は和室にして正解だった
屋外物干し金物は、リビングの掃き出し窓ではなく和室の腰窓へ設置しました。
部屋の中からそのまま洗濯物を取り込めるため、サンダルを履いてウッドデッキへ出る必要がありません。
この動線は想像以上に便利でした。
ただ一つだけ誤算だったのは、物干し金物の高さ。
身長160cmの私では、物干し竿を一番低い位置にしても踏み台がないと届きません。
打ち合わせでは設置高さまで意識していなかったため、腰窓へ設置する方は身長も考慮して確認することをおすすめします。
▶普段の洗濯動線についてはこちらで詳しく解説しています
まとめ
家づくりでは「和室をなくしてリビングを広くする」という選択肢も最後まで悩みました。
でも、我が家にとっては和室を採用して本当に正解でした。
子どもの遊び場や昼寝スペース、感染症の隔離部屋、来客用の寝室、将来の仏壇スペースなど、一つの部屋が暮らしにたくさんの役割を果たしてくれています。
そして何より、畳の上で寝転がる心地よさは、フローリングでは味わえません。
和室は「子どもが小さいうちだけの部屋」ではありません。
家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて使い方を変えられる、とても柔軟な空間です。
これから家づくりを考えている方の参考になれば嬉しいです。
▶一条工務店で建ててよかったこと7選はこちら